団結のグルメ

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東京都新宿区にあるライブハウス 『新大久保CLUB Voice』 バンドを始め、アコースティック、アイドルやサークルの定期ライブ、ツアーバンドさんのブッキング受付中！！

東京のライブハウスと言えば、ひと昔前はルイード、ロフト、ジャムと、新宿が脚光を浴びていたことを思い出しますが、やはり新宿と言う場所が、ロックンロールの持つ猥雑さや、熱気や、クールな雰囲気を、共に持っているからなのでしょうか。現在の新宿は、クリーンなイメージで綺麗になっているから、そうとも言い切れないのかもしれません。しかし、六本木と並んで昔は、外国人がどこからともなく現れて、最先端のファンションなどを纏い、一番の都会を感じた方々が多いことでしょう。そこに、映画館と並んで風俗店が並ぶと言う、危険な空気が混ざり合って、やはりロックンロールを輝かせる何かを感じるのでしょうか。今現在は、ロックな格好をした方々ばかりでなく、ごく普通のノーマルなスタイルの人達も、堂々と見に来ています。この夏足を運んだ新宿の、レッドクロスと言うライブハウスでも、ごく普通の人達がたくさんいらっしゃっていました。時代は変わったとひと言で済ますには、ちょっと寂しい気がします。ところが、演奏が始まった後の、ほとばしる熱気だけは、時代を超えて存在しています。人それぞれ表現は違えども、好きな音楽を楽しむことは何も変わっていません。ギターの響きやドラムスの跳ねるグルーヴに、シャウトする歌声に、心が燃え上がる。少し歩けば高層ビル群が、まるでニューヨークのようにキラキラと輝いていて、スーツに身を包んだビジネスマンが闊歩する街です。そこから少し離れた路地に入れば、ロックの聖地があると言うのもまた、この街の存在意義なのかもしれません。今やスターとなり、ドーム公演もこなすロックミュージシャンたちも、その昔、小さなステージで懸命にもがいて、夢を見ていたことでしょう。いつの日かメジャーになって、たくさんの方々に自分たちの音楽を聴いてもらいたい。その熱い想いと言うものがこの街には、まだまだ、いや、たくさんあるのかもしれません。ギター1本で路上ライブを決行している若者も、今も路上に立っていますが、明日のロックスターを夢見て、演奏し続ける若いロックバンドもまた、この街の空気に誘われて、ライブハウスで活動しているのかもしれません。